こんにちは!
中村橋貫井の癒楽氣鍼灸院です!
今回は喘息についてお話ししていきたいと思います。
ぜひご覧ください!
喘息予防・管理ガイドラインでは、気管支喘息の定義を次のように示している。
①自然にあるいは治療により可逆性を示す種々の程度の気道の狭窄。
②気道の過敏性が亢進。
③Tリンパ球、マスト細胞、好酸球などの炎症細胞、気道上皮細胞、線維芽細胞をはじめとする気道構成細胞、及び種々の液性因子が関与する気道の慢性の炎症性疾患。
④持続する気道炎症は、気道傷害とそれに引き続く気道構造の変化(リモデリング)を惹起する。
要するに気道が狭窄(小さくなり)し、過敏になる慢性炎症ということです。
小児と成人喘息は同じの疾患ではあるが、相違点がある。
成人は小児より慢性化しやすく気流制限が非可逆性になり、気道組織の質的変化・改築(リモデリング)を伴 い易く、臨床的には慢性重症例が多いことが知られている。
免疫反応としては、小児が吸入性アレ ルゲン(ダニ、ペット、カビ等)を主とするアレルゲンに対するアトピー(IgE抗体)反応による のに比し、成人は非アトピー(IgE非依存・リンパ球依存型)によるアレルギー反応の割合が高く なる。
とされています!
中医学では喘息のことを『哮喘(こうぜん)』と言います。
喘=呼吸急迫、呼吸困難のこと
哮=喘鳴(音がなる)こと
をそれぞれ意味しています。
この病証は特に冬などの寒い季節や季節の変わり目に生じることが多い。
大きく分けて
・痰飲
・外感(風寒の邪)
・正気虚弱によるもの
の3つが原因になりえます。
中医学には『冬病夏治』という考え方があり、読んで字のまま『冬の病気は夏の間に治す』という西洋医学にはない考え方があります。
特に三伏天という特定の時期にお灸を行うのが効果的とされています。
実際に喘息持ちの患者様に夏の間、定期的にお灸を行ったところ日常の細かい咳から冬の発作までほとんど気にならなくなったという方までいらっしゃいました!
もし、辛い症状をお持ちの場合ぜひご相談ください!