腰痛

どこに行っても腰痛が治らなかったあなたへ。東洋医学で見つかる“本当の原因”

こんにちは!

中村橋の癒楽氣鍼灸院です。

 

今回は悩んでいる方が多い『腰痛』についてお話ししていこうと思います。

「病院で『異常はない』って言われたけど、ずっと腰が重だるい…」

そんな経験、ありませんか?

実は、腰痛の多くは画像に映らない“体の中”の不調が原因なんです。

当院には、マッサージでも薬でも良くならなかった方が多く来られます。

今回は、鍼灸師として実際に改善してきた経験から、腰痛の本質的な原因と東洋医学的アプローチをお伝えします。

ぜひご覧ください。

【西洋医学の視点】「構造からくる腰痛」

腰椎分離症

■ 痛みの“見える”原因とは

■ 主な治療法

しかし、腰痛の約8割は“非特異的腰痛”=原因がはっきりしないのが現実です。

【中医学の視点】「体の中からくる腰痛」

東洋医学では、「腰は腎の府(ふ)」と呼ばれ、腎(じん)というエネルギー源のような臓腑が深く関係していると考えます。
また、腰痛の原因は「外からの冷え」や「内側の気血の乱れ」など、人によってまったく異なります。
ここでは代表的な6つのタイプをご紹介します。

 

■ 1.【腎虚タイプ】

年齢を重ねたり、過労や睡眠不足が続くと「腎のエネルギー」が不足し、腰を支える力が弱くなっていきます。
症状の特徴:慢性的なだるさ、夜に痛みが強まる、膝が弱い、足腰が冷える
こんな方に多い:高齢者、慢性疲労の人、産後の女性

■ 2.【寒湿タイプ】

冷えや湿気が体に入り込んで、気血の流れをせき止めると、腰の動きが鈍くなり、痛みを引き起こします。
症状の特徴:腰が重だるい、冷えると悪化、動かすとましになることも
こんな方に多い:冷えやすい女性、冬に悪化する人、雨の日に症状が出る人

■ 3.【瘀血タイプ】

過去のケガや慢性の血行不良によって、体の中に「血の滞り=瘀血(おけつ)」がたまり、痛みを引き起こします。
症状の特徴:刺すような痛み、痛む場所がはっきりしている、夜に強くなる
こんな方に多い:外傷歴がある人、痛みが慢性化している人

■ 4.【気滞タイプ】

ストレスが溜まり、気の流れが悪くなると、筋肉が緊張し、腰に張りや痛みが出てきます。
症状の特徴:張ったような違和感、ストレスで悪化、情緒で痛みが変化する
こんな方に多い:デスクワーク中心の方、神経質・完璧主義な人

■ 5.【湿熱タイプ】

暴飲暴食やお酒の飲みすぎなどで体内に“熱を帯びた湿気”が溜まり、それが関節に炎症を起こします。
症状の特徴:熱っぽい、腫れぼったい、触ると熱感がある、痛みが強い
こんな方に多い:夏場に悪化する人、食生活が乱れている人

■ 6.【脾虚タイプ】

東洋医学では「脾」は消化吸収を司ります。脾の力が落ちると、筋肉や身体を支える力も低下し、腰に負担がかかります。
症状の特徴:疲れやすい、食後にだるくなる、全身がなんとなくだるい
こんな方に多い:食が細い人、胃腸の調子が悪い人

【日常で気をつけたい3つのこと】

連携施設での運動の提供

① 「冷え」は腰痛の大敵

② 同じ姿勢を避け、骨盤をゆるめる

③ 胃腸をいたわる食生活に

まとめ

あなたの腰痛が「筋肉の問題」だけでなく、体の内側の乱れから来ている可能性もあります。
整形外科や整体では改善しなかった方こそ、東洋医学の視点で自分の体を見直してみてください。


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