月経痛/生理痛

月経痛/生理痛

みなさん、こんにちは!

中村橋貫井の癒楽氣鍼灸院です。

今回は月経痛/生理痛についてお話ししていこうと思います。

ある研究では女性の約6割が月経が来る度に仕事や生活のパフォーマンスに影響を受けていると言われています。

その中でも20〜30代の女性の約8割は月経痛に関する不調を感じているそうです。

 

月経痛は本来、『あるのが普通』『我慢すべきものではありません

月経痛や不正出血は体からの異常サインの一つです。

 

どのような理由で生じるのかお話しして行きます。

定義

月経に伴う様々な不調は『月経困難症』とされています。

月経困難症は月経に随伴して起こる病的症状で,月経時あるいは月経直前より始まる強い下腹部痛や腰痛を主症状として,下腹痛,腰痛,腹部膨満感,嘔気,頭痛,疲労・脱力感,食欲不振,イライラ,下痢および憂うつの順に多くみられる。

 

●機能性月経困難症と器質性月経困難症

・ 月経困難症は,器質性月経困難症(子宮内膜症などに起因する)と特定の疾患のない機能性月経困難症にわけられる。思春期では,機能性月経困難症が多い。

・ 機能性月経困難症の痛みは,月経の初日および 2 日目頃の出血が多い時に強く,痙攣性,周期性で原因は頸管狭小やプロスタグランジン(PG)などによる子宮の過収縮である。この痛みは排卵がない周期では出現することが稀で,排卵周期が確立されるのに伴って出現する。痛みの原因となる PG は月経血を排出するために子宮内膜から産生され,PG により子宮筋の過剰収縮とそれに伴う虚血性疼痛が発生する。月経時にみられる悪心,下腹痛,下痢,頭痛などの全身症状は,PG とその代謝物質が体循環に流入することによって生じると考えられている。

・ 器質性月経困難症の原因疾患としては,子宮内膜症,子宮筋腫,子宮腺筋症などがある。器質性月経困難症は 30 歳以上,20 ~ 40 歳代などと記載されているものが多いが,最近では 10~20 歳代での子宮内膜症も増加している。機能性月経困難症は,年齢とともに,妊娠出産とともに軽快すると説明されていること多い。

と日本産婦人科医会では定義されています。

西洋医学的観点

西洋医学的観点として

・姿勢

・血流の鬱滞

・栄養状態

・自律神経の状態

などの要因が考えられます。

 

姿勢は大きく立ち姿勢骨盤帯自体のアライメント(骨や関節の配列、アライメントを整える=正しい配列にする)の問題です。

姿勢が崩れることで経血が上手く排出できないポジションになってしまうと過剰収縮してしまい痛みが生じてしまいます。

こちらはプロの治療家やトレーナーにお任せするのが無難です。

 

血流が鬱滞することにより重だるい痛みが生じます。

普段や生理前に軽く散歩をしたりストレッチなど軽い運動を行うことで血流を促進することがオススメです。

また、体が冷えないように温めることも重要なので湯船に浸かる、お腹・足を冷やさないなどできることはたくさんあります。

 

栄養学的観点で言うと定義のところに出てきた『プロスタグランジン』は子宮を収縮させるため過剰なPGが放出されると激しい痛みにつながります。

子宮内膜から分泌されるため、子宮内膜症が存在するとより多くのPG分泌によりひどい痛みが生じてしまう恐れがあります。

このPGは『リノール酸アラキドン酸⇨PG』と生成されます。

このリノール酸の摂取を抑えることがポイントとなります。

サラダ油やマーガリン、菓子パンやケーキ、お菓子、加工食品、揚げ物などに含まれているためこれらの摂取を控えて見ましょう!

 

自律神経の状態で子宮に供給される血液量に大きく差が出ます。

交感神経が優位になると血管は収縮し血液を送りにくくなるため、うっ血の原因となってしまいます。

ストレスを溜め込みすぎない、ストレスを上手く解消する方法を作る、マグネシウムを摂取する、瞑想、ヨガ、深呼吸など方法はなんでもいいと思います。

リラックスできるようにしてみましょう!

東洋医学的観点

東洋医学的観点としては

・瘀血

・気虚

・血虚

・気滞

・寒邪

・熱邪

の6つが大きく考えられます。

 

それぞれその名の通り

・瘀血=血の巡りが悪いために生じる状態。触られるのが嫌、経血の色が赤黒くレバーのような塊が出てきたりします。

 

・気虚/血虚=身体のエネルギーである『気』が少ないため冷えや血液の巡りが悪くなったり疲れやすい状態になります。経血は薄い赤色量は少ないことが多く、生理でダラダラと続くことがあります。

 

・気滞=気の流れが滞ることで鬱熱や瘀血を生じる。生理が始まると楽になることが多いタイプ。特にストレスや緊張などを感じると気滞が悪化するため精神的な面にも左右されやすい。

 

・寒邪=冷えにより血の巡りが悪くなることにより生じる。日頃から冷えやすい体質(お尻や足など)に多い。夏に暑いからとクーラーに当たりすぎたり冷たいものを摂りすぎたりでも生じる。

お腹を温めたい、さすっていたいことが多い。舌をみると全体的に白い。

 

・熱邪=熱により生じる。暑がり、のぼせやすい、ニキビができやすいなどの特徴があります。舌は赤色。

 

など簡単に説明してみました。

プロにみてもらう事がオススメ

いかがでしたでしょうか?

自分がどんな体質なのかなんとなくでも良いので把握していけると対処もしやすいと思います。

 

より改善していきたい方はトレーナーや鍼灸師、漢方医などにご相談してみることをお勧めします!

 


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