不眠症

不眠症

こんにちは!

中村橋貫井の癒楽氣鍼灸院です!

 

今回は不眠症についてお話ししていきます。

当院でも主訴ではないが不眠も悩んでいるという患者様がかなりいらっしゃいます。

主訴の治療過程でかなりの方が睡眠のお悩みが改善していくケースがとても多いです。

 

不眠はどのような原因などがあるのでしょうか?

不眠症とは?

定義

不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(眠りが浅く途中で何度も目が覚める)・早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)などの睡眠問題があり、そのために日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する症状。

 

不眠タイプ

不眠症状には

寝つきの悪い「入眠障害」

眠りが浅く途中で何度も目が覚める「中途覚醒」

早朝に目が覚めて二度寝ができない「早朝覚醒」

などのタイプがあります。

西洋医学的観点

不眠の原因は多岐に渡ると言われており

・ストレス

・自律神経の乱れ

・栄養状態(メラトニンの生成状態など)

・生活リズムの乱れ

・環境(騒音や光、振動など)

・病気(体の病気、心の病気)

・薬の影響

などが挙げられます。

 

まず簡単にできることとして『寝る前に交感神経を興奮させないこと』がとても重要になってきます。

・デジタルデバイスの使用

・考え事

・睡眠前の激しい運動

・過度なストレス

などを避けたりする事が良いでしょう。

 

また、交感神経を抑制しリラックスするため

・ストレッチ

・深呼吸

・瞑想

・冷たい水でのうがい

・アロマ

などがオススメです。

中医学的観点

中医学では不眠は『不寐(ふび)』と言います。

『心神(精神)が不安定であると眠れない』とされています。

 

大きく分けて

・心火によるもの(心火旺盛により神が過活動になり、眠れない)

・心腎不交(虚熱により落ち着かず眠れない)

・心脾両虚(気血が少ないため心神を養えず眠れない)

・痰熱内擾(痰濁により鬱熱が生じ心神を乱して眠れない)

などが挙げられます。

 

それぞれの原因は虚証(足りなくて生じているもの)なのか実証(余分なものが多い)なのか、虚実夾雑(虚も実もある)なのかで配穴が大きく異なるので問診がとても重要となります。

出来るところから始めていきましょう!

以上のように様々な理由で不眠は生じるためご自身でできるところから始めていき、より早く改善したいときはプロの力を頼るといいと思います!

 

基本は『規則正しい生活から!』です!

 

ご覧いただきありがとうございました!


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