こんにちは!
中村橋貫井の癒楽氣鍼灸院です。
今回は円形脱毛症でご来院された方のビフォーアフターをご紹介いたします。
治療中に円形脱毛していることを発見し、そこから2ヶ月ほど治療を続けました。
ぜひご覧ください。
こちらがビフォーアフターとなります。
はたから見たらアフターは脱毛していたのかわからないくらいには毛髪が増えていますね。
一番最初は髪の毛がずれた時、見えてしまっていました。
男性の人差し指一本分くらいの大きさでした。
よく聞いてみると昨年も発症しており8ヶ月ほど完治までに時間がかかったそうです。
今回発見する1週間前に美容院に行ったときは指摘されなかったため、発症して1週間経たないくらいの状態ではないかと思いました。
髪は『腎の華』であり『血の余』です。
腎は元気がなくなると『耳が遠くなり・髪が薄くなり・骨や歯がもろくなり・膝腰が弱くなり・泌尿器系の問題が発生』してきたりします。
血がなくなると『足がつりやすくなる・爪がボロボロになる・髪がパサついたり白髪が増える・めまい・夢をよくみる』ことなどが増えます。
色々聞いているとストレスがとてもあったそうなので『肝臓』の問題と判断しました。
肝臓は血を貯蔵し血量をコントロールします。
また、肝臓は『のびのびとすること』が好きなのでストレスが加わると『イライラ』したり『鬱々』したりします。ストレスによってダメージを受けた結果血のコントロールが出来ずに生じたもの。
と辨証をし治療を行いました。
結果今回は2ヶ月でほぼ完治まで持っていけました。
これにはご本人にもとても喜んでいただけました!
中医学の可能性にまた魅了された1症例でした。