みなさん、こんにちは!
中村橋貫井の癒楽氣鍼灸院です!
これから少しずつブログを書いていきたいと思いますのでぜひご覧ください!
今回は便秘についてお話ししていきます。
便秘とは『大便が詰まって通らなく、排便時の時間や間隔が延長する、あるいは便意が催しても排便が困難で渋って滑らかに通らないこと』を主症状とします。
具体的には
・強く力まないと排便できない
・便が硬くスムーズに出ない
・用手的な排便介助が必要(摘便・会陰部圧迫など)
・自発的な排便回数が、週に3回未満
などがあると便秘と言える可能性が高いです。
「日本消化器病学会関連研究会慢性便秘の診断・治療研究会編:慢性便秘症診療ガイドライン2017,2017,南江堂」より
便秘は悩んでいない方も含め当院および系列店のパーソナルジムでもかなり多く見受けられます。
中医学的には
・気秘
・虚秘
・熱秘
・寒秘
の大きく4つに大別されます。
気秘…ストレスや座ってばかりであまり動かない、Opeによる癒着など様々な原因で気の流れが鬱滞することにより胃腸の通行が失調することで生じる。
虚秘…病後・産後・身体虚弱や加齢になどよる気血の虚損、病中の発汗や下痢による津液(水分)により陰津の損傷、過労などによる気血陰精の損耗、などにより便を押し出す力や腸に潤いがなくなることにより通りが悪くなり生じる。
熱秘…熱がこもりやすい体質、飲酒過度・辛いもの・脂っこいもの・甘いものなどの過食などにより胃腸や腸管に熱がこもり潤いがなくなり便の通りが悪くなり生じる。
寒秘…冷たいものや生物の過食、冷え体質、身体虚弱や加齢による気の不足などにより津液が気化(作れない)されず潤いがなくなったり冷えで動きが悪くなり生じる。
西洋医学的観点では様々な要因が挙げられます。
・自律神経…内臓を支配するのは副交感神経(リラックス)だが副交感神経がうまく作用しない環境だと腸の蠕動運動が起きにくくなるため便秘が生じる。
・筋膜…筋膜の異常による体性ー内臓反射により内臓の動きに影響を及ぼすことがある。
・栄養…食物繊維のバランス、腸内環境、食事回数の低下など様々な要因が挙げられる。
上記のように原因としては様々な要因があるためいろいろな可能性を考慮して治療を進めて行くことがオススメです。
例えば
・鍼灸治療
・運動
・栄養
・休養
・ストレス管理
・ファスティング
・漢方
など
お悩みの方はぜひ一度ご相談ください!